2017年10月31日

呼吸亢進とは

呼吸亢進とは

過ぎたるは及ばざるがごとし。
 食べすぎが体にわるいと同様に呼吸のし過ぎも良くないということをご存知でしたか?
えっ!だって! たくさん呼吸すればするほど、より多くの酸素を取り込むことが出来て、代謝も活発になって、良いんじゃなかったの・・・という声が聞こえてきそうです。
一般的には酸素は善、二酸化炭素は悪と言う認識が大半を占めてきました。
しかし、近年研究が進み実は大いなる誤解があったことが分かって来ています。

呼吸亢進とは
 呼吸亢進とはストレスにさらされた時の正常な人体の生理的反応のことをさします。
ほとんどの人がすでに経験しています。 例えば、ストレスに人が曝される時の反応は3段階あり、その初期の段階、すなわち第一段階の生理的反応の一部として観察されます。人はストレスに曝されると体が戦闘態勢になり、心拍数が上がり、手のひら、脇の発汗、アドレナリン分泌、緊張、そして呼吸量が増えます。
ところが、何らかの原因で 特に呼吸量がストレスの無い時でも、通常より多めになってしまうことがしばしばあります。 このような状態を過呼吸(呼吸亢進)といいます。

 では、何が基準で過呼吸としているかというと、成人の場合、必要呼吸量(安静時)は一回の呼吸で 約400mlから600ml位の空気が使用されます。一分間では約4リットルから6リットルですべての呼吸プロセスの維持に必要な量とされています。これ以上は本来必要とされません。 余談ですが、「呼吸量」で検索してみて下さい。1分間位5?~10?の呼吸をしています。
その理由は、必要以上に呼吸量が増すことにより血液中の二酸化炭素量と酸素量のバランスが崩れ、つづいて血液のpHバランスに影響することが判っているからです。
正常とされる動脈中の血中pHは、7.35~7.45で維持されていますが、呼吸亢進の状態になりますと、必要以上の酸素が血液のヘモクロビンと結合することにより、pH値が7.5を超えるようになってきます。

 この状態を軽度のアルカローシスといいます。血液が通常よりアルカリが亢進する結果になります。
こうなってしまうと先ず、血液の粘度が上昇するとともにヘモクロビンに結合した酸素の結びつきも必要以上に強くなってしまいます。
その結果、本来酸素を必要としている細胞組織のところにこの赤血球がやって来てもヘモクロビンと酸素の結びつきが強いために組織へ酸素を受け渡すことが出来なくなってしまう状態に陥ってしまうことが、近年(20世紀初頭)デンマークの生理学者のボーアにより発見されました。 この効果は彼の名にちなんで「ボーア効果」と言われており、この内容は2000年Lumb(イギリス)によって客観的実証が発表されています。

 皮肉なことに血液中には酸素がいっぱいで飽和状態になっているのに細胞組織はその酸素を受け取ることが困難になってしまうのです。さらに、この状態では気管支をとりまく平滑筋が緊張して強く締まって痙攣をおこすことも判っており、気道をより狭窄する原因になっています。そうなると気管支の炎症を起こしやすくなり、ヒスタミンレベルも上昇し痰も活発に作られて呼吸困難、喘息発作を招く結果になってしまいます。そして又、トリガー(アレルゲン、温度、ストレス等)に敏感になって、息が苦しくなり口呼吸そして呼吸亢進・・・と悪循環を作ってしまいます。

 ビューテイコ呼吸法はまさにこの悪循環を断ち、脳に酸素と二酸化炭素の正常なバランス時の呼吸を覚えてもらうお手伝いをするのです。
喘息で苦しくて病院に行き酸素吸引をしてもらい、看護婦さんには血液中の酸素飽和値は高いから大丈夫よ・・・などと言はれたが、苦しさは変化が無い・・・この様な経験がありませんか?

下記は呼吸応用生理学の優れたテキストです。



posted by ビューテイコ呼吸法 at 21:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

二酸化炭素

二酸化炭素
 皆さんは二酸化炭素に対してどのようなイメージや知識をお持ちでしょうか?
 大体がほぼ以下のような捕らえ方が多いと思います。 
二酸化炭素についての一般的な認識
●二酸化炭素は代謝後に体外に出す、不要なもの。
●ある濃度では毒性を示し、窒息させるもの。
●植物では光合成で必要なもの。
●地球温暖化の元凶?

酸素についての一般的な認識
●酸素は多く取り込むほうが体に良い?
●体の代謝に必要なもの。
●植物においては光合成の結果生成されるもの。

 しかし、上記は本当になのでしょうか?実は、二酸化炭素は体内を含む以下の場所にも存在します。

  適応場所 酸素交換圧(mHg)
 二酸化炭素交換圧(mHg)
大気中       160        0.3
肺の中の肺胞       105             40
動脈又は酸素を得た血液       105             40
組織細胞        40             45
静脈又は酸素を交換した血液        40             45
呼気中       120       27
                                      
                        表1:酸素と二酸化炭素の分圧値

  表1は正常な人の体内における酸素と二酸化炭素の分圧値を示したものです。比較のために大気中値も記してあります。 ここで注目されるのは正常な人の体内でも大気中に比べてかなり高い二酸化炭素レベルであるこ とがわかります。 特に私たちが注目しているのは肺胞と動脈の血液の値です。
この値は正常である限り維持されているとされています(Tortora 1984)。

  もし、なんらかの影響、例えば運動で二酸化炭素レベルが上がれば呼吸中 枢が指令を出し、呼吸量を増やし適切な二酸化炭素濃度に保とうとします。   そして、運動を止めてリラックスすると呼吸量を減らしもとの40mHgになるように調整されます。                  

  以上を考慮すると、もしほんとうに二酸化炭素が体内に必要ないとしたら、このメカニズムでは全身をめぐらす動脈の血液では、二酸化炭素は必要なくなる筈ですが、逆にこの値を維持するように働いていることから鑑みても「体内で二酸化炭素は必要である」ということが必然的に想起されます。   この理由は呼吸亢進(過呼吸)のページでも少し述べられていますが、血液中の酸素と二酸化炭素のバランスが適切な血中pHを維持するのに不可 欠であり、このバランスが過呼吸(呼吸亢進)などで崩れることにより様々な問題が生じることがすでに判明しているのです。 要は、酸素、二酸化炭素のどちらが良くて悪いというものではなく、双方のバ ランスが大切だったのです。

 二酸化炭素が生理的に利益をもたらす側面として少なくとも次の4点が挙げることが可能であるとされており、以下記してみると・・・・。
.それは血液のpHのバランスを調整する大きな要素である
.それは呼吸の主な制御としての役割を果たす。
.それは心臓、主な循環系上の影響において必須で強力な役割を果たす。
.酸素の毒性から組織を守るための中和剤としての役目がある。

 又、今流行の精神などを安定させるセロトニンも二酸化炭素を感知するからこそ、体内で出されるものです。ビューテイコ博士自身も1980年、インタビューにおいて二酸化炭素の重要性について次のように述べています。

「生命の理論、利益において、とりわけ二酸化炭素は地球上のあらゆる生命の基本的な栄養である。 もし、それが消えてしまったら・・・
地球上で生存できる生命はいなくなるであろう。
それは組織の内部環境を維持し、組織におけるすべての機能を調整する役割を果たす。それは、まさにビタミンの中のビタミンである。」

  ビューテイコ博士は酸素のみがとかく生理学的にも、健康と言う観点からも優位性が主張されてきたことへの警鐘の意味も含めてこれほど二酸化炭素を賞賛したと思われます。
要は無駄なものは無く、必要があるからそこに存在していることにつきます。   そして、あとはバランスです。  以上の理論が考慮され、ビューテイコは崩れた体内バランスを整える呼吸法を発案しました。
これにより、根本的なアプローチで喘息をコントロールすることができるようになったのです。ビューテイコ博士自身は生前、ビューテイコ呼吸法を太古の呼吸と呼んでいました。
太古には二酸化炭素の量が現在より豊富に大気中に含まれており、動植物の生育に貢献 していたからです。 太古では、むしろ酸素は猛毒のものでした。

WIKIぺディアより
 地球の現在の大気は二酸化炭素濃度が370 ppm(0.037%) であるが、過去6億年のほとんどの間、大気中の二酸化炭素濃度は6000から400 ppmの間で 変化しており、過去40万年間(産業革命以前)では300ppmより低かった(顕生 代の大気中の二酸化炭素量と平均気温のグラフ<A href="http://www.geocraft.com/WVFossils/PageMill_Images/image277.gif">[15]も参照)。過去の地質時代と比べて、現在の大気中の二酸化炭素は非常に少ない。
 6億年前から現在までの地球史のなかで二酸化炭素濃度が400ppm以下なのは、石炭紀と現在の"第四紀" のみである。
           

posted by ビューテイコ呼吸法 at 18:32| 山梨 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

鼻呼吸と口呼吸

鼻呼吸と口呼吸

鼻呼吸の利点
 呼吸するときに貴方はいつも鼻から呼吸していますか?呼吸は多くの人があまり意識せず日常を過ごしていますので、そんなに意識されていない方がほとんどではないでしょうか。
実は、鼻は嗅覚を司る他、優れた呼吸コンディショナーであることを貴方はご存知でしたか?
例えば外気が-20℃でも鼻から呼吸するとその空気は鼻腔を通るだけで体温近くまで上昇し(なんと50℃以上も!)、気管支や肺胞粘膜への刺激を抑えます。逆に熱い空気は冷却の役目を果たし、砂漠ではたとえ外気が50℃くらいあってもやはり体温近くまで冷却します。
さらに鼻で呼吸することにより湿気を含ませることができます。

 この機能のおかげで呼吸器全体の粘膜の乾燥を防ぎ、細菌やウイルス等の外敵からの防御機能、除去機能を維持するのに役立ちます。
鼻呼吸が上手に出来るように成りますと、自然と腹式呼吸も出来る様になり、腹式呼吸によりお腹がリズミカルに上下運動する事による、腸えの影響が増し、セロトニンが出やすくなり、便秘、腹痛なども緩和され易くなります。又、鼻の穴にある毛は優れたフィルターの役目をはたします。微小なチリやホコリ、花粉なども捕捉し、体内への侵入を防ぎます。

 もう一つ大きな機能として、過呼吸症候群になることを抑える働きがあります。近年、過呼吸になってしまうと様々な障害が発生することがわかってきました。常に鼻で呼吸することにより、適量の吸気をいつも確保して、血中のpHバランスを保ち、より効率よく酸素を細胞に運ぶことを可能にします。


口呼吸の弊害 
 一方、口での呼吸は外気の影響をもろに受けてしまいますので、のどや気管支粘膜は常に刺激されることを余なくされます。
特に乾燥にはのど、気管支の防御機能を低下させ外敵の侵入を容易にしてしまいます。喘息を患っていらっしゃる方では風邪などのリスクが高まりまりますので注意が必要です。又、外気の温度も直接粘膜を刺激することになりますので発作の原因にもなってしまいます。
さらに、ホコリやチリ、花粉なども直接体内への侵入をしやすくして発作のリスクを高めます。
又、口で呼吸することは呼吸量の調整が利かず、知らないうちに過呼吸になってしまう傾向があり、喘息やアレルギーを悪化させる方向に導く状態になってしまいます「過呼吸と喘息症状との関係は過呼吸(呼吸亢進で詳細に説明させて頂きました。

 現在は口呼吸をする子供が約8割(大人も口呼吸が増えています)いると言われていますが、口呼吸は口の周辺の筋肉が、正常に発育しないために不整合や、受け口の状態を作り出します。口内が乾くことにより、虫歯や、歯周病、歯肉炎のリスクも非常に高くなります。

 以上、鼻呼吸と口呼吸を比べてみても、鼻で呼吸することの方が利益が大きい半面、悪いことはみあた りません。また、口で呼吸することはハードな運動や水泳のとき以外は百害あって一利なしということです。

 みなさん、これからはご自身の呼吸に是非注目して、よく観察してみてください。
ここできっと面白いことに気づかれると思います。普段からいつも口呼吸してしまっている方は、例えば、何か精神的に興奮している時(テレビやゲームも含む)、大声で笑う時、緊張している時は無意識で口呼吸してしまうことが結構あることに気づかれると思います。

 呼吸にも人それぞれ「クセ」があります。先ずは自らの呼吸をよく観察して、意識して鼻呼吸をするように心がけてみましょう。でも、鼻呼吸のみでは喘息症状や薬を減少させることは難しいでしょう。
ところが、ビューテイコ呼吸法は口呼吸を覚えてしまった脳の中枢神経の記憶を、ビューテイコトレーニングを時間をかけ規則正しくプログラムする事で、中枢神経の記憶を鼻呼吸に書き換える作業をします。
基礎は先ずここから始まります。




posted by ビューテイコ呼吸法 at 17:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

ビューテイコ呼吸法とは

ビューテイコ呼吸法 
血液を変化させる呼吸法

 ビューテイコ呼吸法を考案したのは、40年以上人間の呼吸を研究したロシアの生化、生理学者コンスタンチン・ビューテイコ氏(1923年生まれ、2003年没)の名前が由来です。
:正式名はコンスタンチン・パヴロヴィチ・ブテイコですが、18年前に私が初めて日本に紹介するに当たり、ロシア語のブテイコを耳障り良く「ビューテイコ」に直し、ホームページにて紹介致しました。

 彼は、40年以上もモスクワの医科大学で人間の呼吸を研究してきました。 特に急性呼吸器疾患の患者の呼吸レート(呼吸の深さ、頻度)が正常な人より増えていることに注目しまた。また、ビューテイコは過呼吸の時の血液のpHに着目し、血液のpHを正常値に戻す呼吸法を考え出しました。 ビューテイコは長年の呼吸の研究から、血液に対する酸素と二酸化炭素の影響に着目した学者です。 普通でしたら見落とすような0.01~0.05のpHの変動に着目してそれを正常に戻す呼吸法を発見したのです。

 そのことは呼吸法で酸素を最大限活用できる血液に変化させることが可能であると言うことを意味しています。更に、ビューテイコは血液のpHがたった0.01~0.05変動するだけで様々な不都合が身体に起こることを解明したのです。


呼吸過多の状態
呼吸は深く大量に吸えば健康か?

 過ぎたるは及ばざるがごとし。食べすぎが体にわるいと同様に呼吸のし過ぎも良くないということをご存知でしたか? えっ!だってたくさん呼吸すればするほど、より多くの酸素を取り込むことが出来て、代謝も活発になって良いんじゃなかったの?という声が聞こえてきそうです。一般的には酸素は善、二酸化炭素は悪と言う認識が大半を占めてきました。

 しかし、近年研究が進み実は大いなる誤解があったことが判ったのです。 必要以上に呼吸量が増すことにより血液中の二酸化炭素量と酸素量のバランスが崩れ、つづいて血液のpHバランスに影響することが判っているからです。 正常とされる動脈中の血中pHは7.35~7.45で維持されていますが、呼吸亢進(呼吸過多)の状態になりますと必要以上の酸素が血液のヘモクロビンと結合することによりpH値が7.5を超えるようになってきます。この状態を軽度のアルカローシスといいます

  血液が通常よりアルカリが亢進する結果になります。こうなってしまうと先ず、血液の粘度が上昇するとともにヘモクロビンに結合した酸素の結びつきも必要以上に強くなってしまいます。  その結果、本来酸素を必要としている細胞組織のところにこの赤血球がやって来てもヘモクロビンと酸素の結びつきが強いために組織へ酸素を受け渡すことが出来なくなってしまう状態に陥ってしまうことが、近年(20世紀初頭)デンマークの生理学者のボーアにより発見されました。 皮肉なことに、血液中には酸素がいっぱいで飽和状態になっているのに細胞組織はその酸素を受け取ることが困難になってしまうのです。さらにこの状態では気管支をとりまく平滑筋が緊張して強く締まって痙攣を起こすことも判っており、気道をより狭窄する原因になっています。

 そうなると気管支の炎症を起こしやすくなり、ヒスタミンレベルも上昇し、痰も活発に作られて呼吸困難、喘息発作を招く結果になってしまいます。 そして又、トリガー(アレルゲン、温度、ストレス等)に敏感になり、息が苦しくなり口呼吸、呼吸亢進(過呼吸)・・・と悪循環を作ってしまいます。

  ビューテイコ呼吸法はまさにこの悪循環を断ち、脳に酸素と二酸化炭素の正常なバランス時の呼吸を覚えてもらうお手伝いをするのです。 
酸素が流行の今日この頃ですが、以上の理由から体は酸素を必要以上は吸収できません。 もし体に酸素を入れるだけ入れられたら、命に係る大変な事になります。大切なのは酸素と二酸化炭素のバランスです。 流行に乗せられ、必要以上に酸素を使用してもお金の無駄になりかねません。
重要なのは、人体の構造上自然に行う呼吸の中で、吸引した空気の中の酸素をいかに効率よく、体内で活用するか? なのです。

 ビューテイコ自身は、この呼吸法を「太古の呼吸」と生前に言っていました。それには理由があります。ビューテイコ呼吸法は呼吸をゆっくりと味わう様に呼吸するために、吸い込んだ酸素を血液のPHを崩すことなく、最大限に利用できます。 その酸素と二酸化炭素のバランスが、まだ環境汚染の無い太古の地球の空気の状態に非常に似ているからです。 更に、この状態は人間の免疫力や様々な体の本来持つ機能を活性化する働きがあります。 水泳、サッカー、柔軟体操・・・あらゆるスポーツの前、後にビューテイコ呼吸法をすることをお勧めします。

呼吸の大切さ
呼吸の仕方は、脳神経系に直接影響を与えます。

 息を長くゆるく吐き続けることによって、セロトニン神経系と言う攻撃衝動を抑える神経系がうまく働き出します。  マウスを使った実験では、セロトニン神経系を取ってしまうと、そのマウスは攻撃性を示し、再び戻すと小さいマウスをいじめることも無くなる。
セロトニンとは主にストレスに関係する神経に働き平常心を作り出す、大切な神経伝達物質です。 東邦大学医学部生理学教授の有田秀穂さんは、学生を被験者に丹田 呼吸法を三回実施した後、尿と血液中のセロトニンレベルが上昇することを証明しました。
上記は『ここ一番に強くなるセロ トニン呼吸法』(地湧社)・・より引用。

  攻撃衝動をどうコントロールするかというのは、人間にとって大切な事です。  現在は、感情がコントロールできない人間が非常に増えています。 カナダとアメリカの共同研究により、農薬を体内に取り入れ無い環境に育った子供と、食物などにより農薬の摂取量が多い子供との環境を長年に渡り追跡調査した結果、2010年春に、農薬を多く体内に摂取する環境に育った子に、キレ易い、多動性、感情のコントロールが出来ない子が、2倍以上の確立で出と言う研究報告を公表しました。 NOAPA(日本オーガニック農産物協会)より引用。 この事から見ても、現在の人の攻撃衝動には様々な環境原因が複合的に関係しています。

  呼吸は交感神経と副交換神経で行われます。 呼吸で精神を安定させることに、少なからず貢献できるのならば、すばらしい事だと感じています。セロトニンは ドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(驚き、恐 れ)などの情報をコントロールし、精神を安定させる作用が あります。 これらは脳内で作られ使用されていますが、最近ではセロトニンは95パーセントが腸内で生産されていることが解明されています。
そのために、腹式呼吸でお腹がリズミカルに運動する事は、精神安定に大変必要な事です。

 さらに、おもしろい事が最近分かって来ました。二酸化炭素に反応することにより、セロトニンが作られるのです。 セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなりますが、セロトニンが多すぎても害が出始めます。 全て、程よいバランスが重要なのです。さらにセロトニンは喘息患者さんでは、平滑筋を緊張させる作用もありますので、ビューテイコ呼吸法はこの意味でも、これをコントロールする事を可能にした呼吸法だと言えます。

  呼吸を整える方法をマスターすれば、自分の精神状態や集中力もコントロールできるのです。
ヨガの瞑想や、座禅には神秘的な力を想像しがちですが、実は神秘的な力以外の科学的根拠があるのです。 彼らは、脳の状態をコントロールできるのです。

注意 誤解して炭酸ガスの多い空気を吸う、訓練無く、息を長く止める(一時、子供が競争で息を止め、死亡事故も起きました)様な事を決してしないで下さい。死亡するおそれがあります。効果があるのは、血液中の炭酸ガスの量です。また、あまりに、ゆっくりした呼吸も危険です。心の病気、心肺機能の低下の方は、15秒から30秒に1回が限度だと思います。できれば、呼吸法でカウンセリングすることに熟練したカウンセラーの指導を受けるのをおすすめします。









posted by ビューテイコ呼吸法 at 16:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする